トライ式高等学院の評判と学費の真相|進学実績や不登校支援を徹底取材
不登校の長期化や高校生活のミスマッチに悩む生徒・保護者から、有力な進路の選択肢として挙げられるのが「トライ式高等学院」です。「家庭教師のトライ」で培ったマンツーマン指導のノウハウを軸に、高い大学進学率と手厚いメンタルケアを打ち出しています。
その一方で、ネット上では「学費が高すぎる」「本当に卒業できるのか」といった疑問や、サポート校ならではのシステムに対する懸念の声も散見されます。通信制高校サポート校としての仕組み、リアルな口コミ、推薦入試への強み、そして転校時の単位引き継ぎまで、取材を通じて見えてきた事実を網羅してお伝えします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:学費は年間約100万円〜150万円規模と高額だが、完全個別指導と手厚い不登校メンタルサポートが組み込まれた対価である。
- 要点2:提携通信制高校と連携することで卒業率は約99%を維持し、総合型選抜や推薦入試を中心に難関大進学実績を着実に伸ばしている。
- 要点3:転校・編入は随時可能で前籍校の単位も引き継げるため、人間関係や学習の遅れに悩む生徒の有力な再スタートの場となっている。
【学費が高い理由は?】年間の実質負担額と完全個別指導の費用対効果
トライ式高等学院を検討する家庭が最初に直面するハードルが費用の問題です。結論から言うと、学費は一般的な全日制私立高校や通信制高校の単体利用と比べて高額な設定になっています。
年間にかかる費用は、受講する授業コマ数やコースによって異なりますが、サポート校費用として年間およそ80万円から150万円前後が目安となります。さらに連携する通信制高校(日本航空高校や鹿島学園高校など)への授業料が別途必要となるため、合計の負担額は年間100万円〜180万円程度に達するケースが珍しくありません。
これほど高額になる理由は明確です。集団授業を行う一般的な高校とは異なり、生徒一人ひとりに専任のプロ講師がつく完全1対1のマンツーマン授業を提供しているからです。さらに、専任の教育カウンセラー(キャンパス長)が生徒のメンタル面のケアや進路指導に常時寄り添う手厚い体制を敷いています。「個別指導塾とカウンセリング機関、そして学校の3つが一体化した環境」と捉えれば、この価格設定には相応の裏付けがあることが分かります。
ネットの口コミ・悪評の真相を検証|「本当に卒業できる?」への回答
SNSや掲示板でトライ式高等学院を検索すると、「費用対効果が見合わない」「先生との相性にばらつきがある」といったネガティブな口コミを目にすることがあります。こうした悪評の背景には何があるのでしょうか。
取材で浮き彫りになったのは、生徒自身の自立度と指導方針のミスマッチです。完全個別指導であるため、生徒が「自分から何を学びたいか」「どう過ごしたいか」を見出せないままだと、手持ち無沙汰に感じたり、費用の割に進展がないと感じたりしやすい傾向があります。また、全国に100校以上を展開しているため、キャンパスの規模や担当講師の指導力に少なからず地域差が生じている点も否定できません。
一方で、「本当に高校を卒業できるのか」という不安に対する答えは明確です。同校における卒業率は約99%という極めて高い水準を誇っています。単位認定試験やレポート提出の進捗はキャンパス長と講師が二人三脚で徹底管理するため、提出遅れや試験対策の不備による留年リスクは極限まで排除されています。講師との相性が合わない場合でも、専任講師の変更(無料交代制度)を気兼ねなく申し出ることが可能です。
【進学実績の実態】難関大合格率のからくりと総合型選抜・推薦対策の強み
通信制高校の枠組みでありながら、国公立大学や早慶上智、MARCH、関関同立といった難関大学へ多数の合格者を輩出している点も、トライ式高等学院の大きな特徴です。
進学実績を押し上げている最大のエンジンは、近年大学入試で主流になりつつある総合型選抜(旧AO入試)および学校推薦型選抜への特化です。全日制高校では画一的な指導になりがちな志望理由書の作成、小論文添削、模擬面接などを、個別指導で何十時間もかけてブラッシュアップしていきます。
さらに、同校ではボランティア活動、弁論大会、留学体験、各種イベントの企画運営など、推薦入試の自己PRで武器となる独自の課外活動が豊富に用意されています。基礎学力に不安がある状態からスタートしても、個別カリキュラムで弱点を克服しつつ、推薦入試のノウハウをフル活用することで、全日制高校の生徒以上の合格実績を叩き出しています。
不登校サポートの実態|自宅受講から登校復帰・行事参加へのステップ
入学者の約8割が中学や高校での不登校を経験しています。朝起きられない、外出すること自体が怖い、教室の視線が苦痛といった深い悩みを抱える生徒に対し、段階を踏んだアプローチが用意されています。
最初のステップは「自宅受講」です。講師やカウンセラーが自宅を訪問し、本人のペースに合わせて学習や雑談から関係性を構築します。部屋から出られない状態であれば、オンライン受講からスタートすることも可能です。
信頼関係ができた段階で、週1日・短時間のキャンパス登校へと移行します。キャンパス内は落ち着いた個別ブースが中心で、全日制のような大人数の教室のプレッシャーはありません。遠足や体育祭、文化祭、修学旅行といった学校行事への参加も任意であり、無理のない範囲で他者との関わりを広げていける環境が、精神的な回復を力強く後押ししています。
【転校・編入の手続き】前の高校の単位認定と入試面接で落ちる可能性
高校生活の途中で通えなくなった場合、最も気になるのが「留年せずに同級生と同じ時期に卒業できるか」という点です。トライ式高等学院への転校(転学)では、前籍校で修得した単位と在籍期間をそのまま引き継ぐことが可能です。
高校を休学・退学してしまうと在籍期間が途切れて卒業が遅れるリスクが高まりますが、在籍したまま「転校」の手続きを取れば、3年間でのストレート卒業を目指せます。年度途中での編入・転校も随時受け付けており、書類手続きはキャンパススタッフが手厚くサポートしてくれます。
また、入学時の選考について「面接で落ちるのではないか」と怯える必要はありません。選考は学力試験ではなく、主に対面またはオンラインでの面談形式で行われます。この面談は合否をふるい落とすための試験ではなく、「現在の体調や精神状態」「どんなサポートを求めているか」を把握するためのマッチング面談です。学習意欲がまだ湧いていない状態であっても、入学を拒否されるケースは極めて稀です。
キャンパスの雰囲気と在校生の声|通信制高校サポート校としての適性
全国各地のキャンパスに足を運ぶと、全日制高校とは全く異なるアットホームな空気が漂っています。私服登校が基本で、髪型や服装のルールもありません。自習スペースで黙々と課題に取り組む生徒もいれば、ラウンジでキャンパス長や友達とゲームやアニメの話題で談笑する生徒の姿も見られます。
在校生からは以下のようなリアルな声が寄せられています。
「全日制では朝のチャイムに追われて体調を崩していたが、自分の体調に合わせて昼から登校できるのがありがたい」
「集団授業では質問できなかったが、先生が隣にずっといてくれるので中学の範囲まで戻ってやり直すことができた」
「大人数のノリが苦手だったけれど、少人数イベントで気の合う友人ができ、居場所を見つけることができた」
自分のペースで通学できる柔軟性がある反面、強制力がないとダラダラ過ごしてしまうタイプには、綿密なスケジュール管理や担任スタッフとの定期的な面談が欠かせません。
【トライ式高等学院】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:入試面接で落ちることはありますか?
A1:学力による選抜試験はなく、人柄や現状を確認する面談形式のため、基本的に落ちる心配はありません。現在の学力や不登校の期間を問わず、本人の状況に応じた学び方を一緒に探るスタンスで面談が行われます。
Q2:通信制高校の学費とサポート校の学費は二重でかかりますか?
A2:はい、二重で発生します。高校卒業資格を取得するための提携通信制高校への学費(国の就学支援金の対象)と、学習や登校・生活面を個別支援するトライ式高等学院へのサポート費用の双方が必要になります。そのため、一般的な全日制私立高校と同等か、受講コマ数によってはそれ以上の年間負担を見込む必要があります。
Q3:全日制高校で出席日数が足りず留年しそうなのですが、救済措置はありますか?
A3:退学届を出す前に「転校(転籍)」の手続きを取ることで、通っていた高校の在籍期間を引き継ぎ、同級生と同じタイミングでの3年間卒業を目指すことが可能です。現在の取得単位数によって卒業要件が異なるため、留年が決まる前の早い段階でキャンパスへ相談することをおすすめします。
Q4:一度も登校できなくても卒業資格は取れますか?
A4:トライ式高等学院の指導自体はオンラインや自宅訪問で完結できます。ただし、高校卒業資格を得るためには提携する通信制高校のルールに従い、年に数日程度のスクーリング(集中講義)への出席と単位認定試験の受験が必須となります。体調に不安がある生徒向けに配慮されたスクーリング会場も用意されています。
まとめ:自分に合う環境かを見極めるためのチェックポイント
トライ式高等学院は、画一的な学校空間になじめなかった生徒にとって、失いかけた自信と将来の進路を取り戻すための極めて強力なセーフティネットです。マンツーマン特化の学習環境、高い大学進学率、そして手厚いメンタル支援は、他校にはない大きな強みと言えます。
一方で、手厚いサポートの裏返しとして学費が高額である点や、生徒自身の主体性によって得られる成果に差が出る点は十分に理解しておく必要があります。
入学や転校を決める前には、資料請求だけでなく、実際に本人が最寄りのキャンパスへ足を運び、キャンパス長の対応や在校生の雰囲気を肌で確かめることが何よりも大切です。無料の個別相談や体験授業を賢く活用し、ここが本当に自分らしく過ごせる場所かどうかをじっくりと見極めてください。 (出典: トライ 式 高等 学院(Yahoo!ニュース))