なぜお堀に鯛が?史跡高松城跡・玉藻公園の見どころと天守復元の今

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なぜお堀に鯛が?史跡高松城跡・玉藻公園の見どころと天守復元の今
なぜお堀に鯛が?史跡高松城跡・玉藻公園の見どころと天守復元の今
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🎵 なぜお堀に鯛が?史跡高松城跡・玉藻公園の見どころと天守復元の今

瀬戸内海の穏やかな海風が吹き抜ける香川県高松市。JR高松駅や高松港から目と鼻の先にある「史跡高松城跡(玉藻公園)」は、全国的にも極めて珍しい海水を直接引き込んだ日本屈指の平城です。現在も堀の周りを歩くと、水面を悠然と泳ぐ銀鱗の魚たちに出会えます。

観光客が堀にエサを投げ入れると群がるのは、淡水魚のコイではなく本物の「真鯛(マダイ)」。なぜ城の堀に海の高級魚が泳いでいるのか、そしてかつて四国屈指の規模を誇った天守の復元計画はどこまで進んでいるのか。本記事では、現地調査と最新の取材データをもとに、玉藻公園の歴史的価値から見どころ、実用的な観光ガイドまで余すところなくお届けします。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:お堀に鯛が泳ぐ理由は「水門で瀬戸内海と直結している完全な海水堀」だからであり、「鯛願城就」のエサやり体験が大人気。
  • 要点2:生駒親正の築城による「日本三大水城」の1つで、国指定重要文化財の月見櫓・艮櫓や壮麗な披雲閣など見どころが凝縮。
  • 要点3:天守台の修復完了に続き、古写真や絵図の発見を契機とした木造天守復元への期待と検証作業が着実に進行中。

【真相解明】なぜお堀に真鯛が泳ぐのか?「鯛のエサやり」が名物になった決定打

高松城跡を訪れた人が一様に驚愕するのが、お堀の中を群泳する無数の魚の正体です。一般的な城郭の堀にはコイやカメが生息していますが、ここ玉藻公園の堀を泳いでいるのは正真正銘の海水魚である「真鯛(マダイ)」や「チヌ(クロダイ)」です。

この光景が成立する理由は、高松城の堀が水門を通じて瀬戸内海と直結しており、今なお完全な海水が循環している日本三大水城特有の構造にあります。潮の満ち引きによって堀の水位が上下し、海水とともに海の魚たちが城内へと出入りする仕組みが江戸時代からそのまま受け継がれているのです。

園内では「鯛願城就(大願成就)」と銘打たれた鯛のエサやり体験が名物となっており、カプセル自販機で専用のエサを購入して堀に撒くと、激しい水しぶきをあげて鯛が群がるダイナミックな光景が楽しめます。「お城でお祈りしながら鯛にエサをやる」という唯一無二のユニークな体験は、老若男女を問わず国内外の旅行者から絶大な支持を集めています。

生駒親正から始まった栄華の歴史|日本三大水城に数えられる圧倒的防御力

高松城の歴史は、豊臣秀吉の家臣として知られる生駒親正(いこまちかまさ)が天正15年(1587年)に讃岐国17万1,800石を与えられ、翌年から築城を開始したことに始まります。万葉集で柿本人麻呂が「玉藻よし」と詠んだ讃岐の海にちなみ、「玉藻城」の別名が名付けられました。

生駒家4代の治世を経て、寛永19年(1642年)には徳川家康の孫にあたる松平頼重(水戸光圀の兄)が東讃12万石で入封。松平家の手によって城郭の大改修が行われ、海に直接面した軍港としての機能と、堅固な要塞としての威容が完成しました。

愛媛県の今治城、大分県の中津城と並び「日本三大水城」の筆頭に挙げられる高松城は、城内に直接軍船が出入りできる船入りを備えた稀有な構造を誇ります。海路を制圧することが四国統治の要であった近世初頭において、海と一体化したこの縄張りは鉄壁の防御力を誇っていました。

国指定重要文化財「月見櫓・艮櫓」から名建築「披雲閣」まで!必見の見どころ

城内を巡る際、絶対に見逃せないのが現存する貴重な歴史的建造物群です。なかでも出色の存在感を放つのが、国指定重要文化財の「月見櫓(つきみやぐら)」と「艮櫓(うしとらやぐら)」です。

海側に張り出すように建てられた月見櫓は、船の出入りを監視する「着到櫓」の役割を果たしていた三層三階の隅櫓で、白漆喰と黒塗りの下見板張りのコントラストが瀬戸内の青空に美しく映えます。一方、旧東の丸から現在の桜の馬場へと移築された艮櫓も、堂々たる佇まいで往時の武威を伝えています。

また、旧三の丸に位置する「披雲閣(ひうんかく)」は、大正時代に旧藩主松平家の高松別邸として再建された名建築です。近代和風建築の粋を集めた大書院は、国指定重要文化財に指定されており、手入れの行き届いた枯山水庭園(国の名勝)とともに、格式高い空間美を堪能できます。

【2026年最新】天守復元プロジェクトの進捗と発掘調査のリアル

高松城のシンボルであった独立式層塔型3層5階(地下1階)の南蛮造り天守は、老朽化により明治17年(1884年)に惜しくも解体されました。長らく石垣の傷みが懸念されていましたが、綿密な解体・積み直し工事を経て、平成25年に壮麗な「天守台」の復元整備が完了しました。

現在の天守台には展望デッキが設置されており、かつて城主が眺めたであろう瀬戸内海と高松市街のパノラマを一望できます。そして現在、高松市と市民団体を中心に熱心に進められているのが「木造天守の完全復元プロジェクト」です。

文化庁の基準に沿った復元を実現するため、詳細な図面や内部構造を裏付ける資料の収集・発掘調査が続けられています。近年発見された明治初期の古写真や絵図の解析作業が進んでおり、伝統工法による木造復元へのロードマップは着実な前進を見せています。

観光のリアルな評判・御城印情報とおすすめの所要時間モデルコース

大手旅行サイトやSNSにおける玉藻公園の評判は極めて高く、「駅から歩いてすぐ行ける本格的な城跡」「鯛のエサやりが大人でも熱中するほど楽しい」「庭園が静かで散策に最適」といった高評価が並びます。城郭ファンだけでなく、家族連れやカップルの観光スポットとしても定着しています。

城郭ファンに必須の「御城印」は、園内の東門・西門の各入場券売場および玉藻公園管理事務所にて入手可能です。歴代城主である生駒家と松平家の家紋があしらわれた通常版のほか、季節限定のデザインや特別和紙仕立ての御城印も展開されており、登城の素晴らしい記念になります。

園内を巡る所要時間の目安は以下の通りです。

  • サクッと見学コース(所要時間:約40〜50分):西門 → 天守台 → 水門・鯛のエサやり → 月見櫓(外観) → 西門
  • じっくり満喫コース(所要時間:約90〜120分):東門/西門 → 艮櫓 → 桜の馬場 → 披雲閣(庭園・本館) → 天守台 → 城舟体験(和船乗船) → 月見櫓・水手御門 → 管理事務所(御城印購入)

入園料・開園時間からアクセス・駐車場情報まで完全網羅

玉藻公園を訪れる前に知っておくべき基本的な利用情報とアクセスガイドを整理しました。

項目詳細情報
開園時間 【西門】4月〜9月:5:30〜19:00 / 10月〜3月:6:30〜17:30(日の出・日没により月ごと変動)
【東門】4月〜9月:7:00〜18:00 / 10月〜3月:8:30〜17:00
休園日12月29日〜12月31日(年中ほぼ無休)
入園料大人(16歳以上)200円 / 小人(6歳〜15歳)100円 / 6歳未満無料
アクセス(電車)JR「高松駅」から徒歩約3〜5分 / ことでん「高松築港駅」から徒歩約1分
アクセス(車・駐車場)高松自動車道「高松中央IC」より約20分。無料駐車場(乗用車57台収容)あり

JR高松駅およびことでん高松築港駅からのアクセスは抜群で、キャリーケースを引いたままでも気軽に立ち寄れます。車でアクセスする場合、東門側に無料駐車場(普通車約57台)が完備されていますが、休日やイベント開催時は満車になりやすいため、近隣の高松市立地下駐車場などのコインパーキング利用も視野に入れておくとスムーズです。

【史跡高松城跡・玉藻公園】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:お堀の鯛のエサやりは予約なしでも当日体験できますか?
A1:予約は一切不要です。園内の堀沿い(天守台付近など)に設置されている専用ガチャガチャ(自動販売機)でエサ(1個100円程度)を購入すれば、誰でもその場ですぐに体験できます。

Q2:高松城の堀で乗れる和船(城舟体験)は毎日運行していますか?
A2:3月〜11月を中心とした金・土・日・祝日や観光シーズンを中心に「乗船体験(史跡高松城跡観光船 どん亀座)」が運行されています(有料・天候等により運休あり)。水上から間近に見上げる石垣や月見櫓は圧巻です。

Q3:車椅子やベビーカーでの散策・観光は可能ですか?
A3:園内主要通路は平坦に整備されており、披雲閣周辺の庭園などは車椅子やベビーカーでも移動可能です。ただし、復元された天守台の展望デッキへ登る階段や、一部の未舗装エリアには段差がありますので足元にご注意ください。

まとめ:水城の歴史ロマンと未来へ紡ぐ天守復元への期待

史跡高松城跡(玉藻公園)は、瀬戸内海の海水を引き込んだ日本屈指の水城としての歴史的価値と、現存する国指定重要文化財の壮麗さ、そして「鯛のエサやり」という親しみやすいエンターテインメントが見事に調和した稀有な史跡です。

往時の威容を物語る天守台の上に立つと、かつてこの海を制した武将たちの野望と、港町として発展してきた高松の歩みが鮮明に浮かんできます。現在進められている木造天守の復元構想も含め、訪れるたびに新たな発見がある玉藻公園。高松を訪れた際は、ぜひその門をくぐり、潮風香る歴史の息吹を体感してみてください。 (出典: 史跡 高松 城跡 玉藻 公園(Yahoo!ニュース))

史跡 高松 城跡 玉藻 公園
史跡 高松 城跡 玉藻 公園
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